気になる記事010
いくつか気になる記事があったのですが、最近やたらとニュース記事になっている「米価格」。この辺に関する気になる記事もありましたので私の私見も添えて掲載しておきます。ぜひ最後までご覧頂きたいと思います。
●気になる記事その1
「国が儲けてどうすんだ」 自民・小野寺政調会長、備蓄米を安値で売り出す対応策を検討
「国」という団体・組織も活動資金などなど、いろいろ必要なはずですしね。「利益が上がらないとやっていけない」のは理解できているはずなんですがね。自民党のお偉いさんはこんなこと(国が儲けてどうすんだ」と)言ってます。どう思いますか?
「なら自分は儲けるな!(しこたま儲けてるくせして!)」と、私は言いたいですね。自分は儲けているくせに国(他人)に「儲けるな!」というなら国会議員として得ている報酬・利益をすべて国に返還しろ!とまで言いたいですね。・・・できないでしょうけどね!
もちろん、合法な献金なども含みますよ!
●気になる記事その2
2040年「時給は5366円」“人手不足”で2021年の2倍に、AI活躍で人間に求められる仕事は?【Nスタ解説】
(時給5000円くらい)今やれよ!って感じなんですが・・・。2040年ですか?。15年後の話を今するんですか?。将来的なビジョンとして・・・と、言いたいのでしょうけどね。せめて5年後くらいの話をしましょうよ!。遅すぎますね。
「時給、なぜ5366円に上がる? AI導入が進み、生産性が上がると…」と記事中にありますが、逆ですね。AIなど導入しなくても、働かないで儲けている人が、普通に働いて労働力として機能すればこの程度の金額は簡単に得られそうな気がします。「無能」とか「無駄」とか・・・、ではなくて、意識的に働かないずる賢い高学歴で粗大ごみのような人が普通に働けばいいんですよ!。いや、もちろん高学歴以外の人も該当する人はいると思いますが・・・。
※補足ですが、「普通に」とは「得ている収入に対する適正な労働力」と置き換えて頂ければよいかと思います。
●気になる記事その3
小沢一郎氏、社会問題化するコメ価格の高騰を受けて「自民党政治」を痛烈批判…「米すら買えない国」
記事中に「政治を変え、米が買えるまともな国にしないといけない。」とありますが、具体的にどう変えてどういう方向へ持っていくのか、できるだけ具体的な案(モデル)をお伺いしたいですね。言ってるだけでは「ただのイチャモン」にしか受け取られないと思います。
そう、現時点では「こんな感じになっている」けど「こう変えていきたい」というところを是非お伺いしたいですね。具体的な案(モデル)の構想はありますか?
●気になる記事その4
コメ高騰の原因は生産効率の悪さ?「田植えしない」農家に聞く安くても儲かるコメ作りとは「5kg3000円でも利益出る」「100haを3人で運営」【解説】
この記事(3ページ構成)の中でいくつか気になる部分があったのですが、特に書き留めておきたいところは以下のようなことです。ぜひご一読ください。
「経営耕地面積10ヘクタール未満が94.8%」という記述がありました
・ 日本の場合、4ヘクタールもない農家が多いと思います。
・ 比較的小さな機械しか入れないような、勾配の急な山!などにも小さな水田があったりします。
(こういった農家は趣味レベルなんでしょうか?)
日本の場合、「水田」で米を栽培しています。日本はご存じの通り島国で火山などの山が多く、平地ではなくて比較的勾配がある土地に比較的小さく小分けされた田んぼで米を栽培しています。大型機械をいれて大規模化とかするにもおのずと限度があります。その辺をまずご理解頂ければと思います。
この記事の中で私がすごく気になった部分、本題に入ります。
この記事の中では、「水田」自体は否定されていないようです。「水田」は結構めんどくさいと思うのですが・・・。「水田」以外の方法、例えば畑にしてしまう・・・とかだとどういった不都合があるのか聞いてみたいです。(回答は別に誰でもよいですが、敢えて注文を付けるとすれば水田で米作りを推奨している人が望ましいでしょうか?)。
私の素朴な疑問など。
疑問: 米ってそもそも水田でないと育たないのでしょうか?
問題点: ちなみに水田ではなく畑にした場合、土の中に種をまかないと風で簡単に種もみが飛ばされてしまう・・・という問題がひとつ思い浮かびます。
話は変わって記事3ページ目に、「一般的なコメの原価は1kg玄米ベースで推定300円ほどですが、徳本代表は、効率化しているので120円ほどまで下げられているということです。徳本代表によりますと、日本全国がこの120円(1kg玄米ベース)に近づけることができれば、農家が利益を出せる“ライン”は5kgあたり3000円だということです。」という文が記載されています。
(農家の出荷値が)玄米価格120円/1kgで(スーパーの)販売価格が3000円/5kgだそうですが、みんな同じ条件でできるわけではありません。そう、日本の農家って個人でやっているところがほとんどで、高齢化も進んでいます。世代が変われば話も違ってくるかもしれませんが、現時点でこのような効率的な作業にすべてを変換するのは難しいのではないかと思われます。仮にそのような方向に持って行ったとして、「できない農家への保障はどうするのか?」というところですが、どのように考えられますか?。農地を貸すことでほんの僅かな収入と微々たる年金に頼らざる得ないのでしょうか?
ちょっと補足してから更に続きます。
玄米価格が120円/kg だとして、田んぼ10a当たり収穫可能な量は多くてもせいぜい10俵程度。実際はおそらくこれ以下と思われます。
1俵=60kgなので、60kg × 120円 = 7200円(30kgだと3600円)。
利益率が30%(こんな率でやってる企業ってあるんでしょうか?商社でもぼったくり商社だと半分くらい持ってきますよ!)だと、10a当たりの収穫量10俵 × 7200円 = 7.2万円、100a(1ha)当たりにすると72万円。10haで720万円になりますが、この30%が利益だとして216万円、仕事量に対して利益がまったく出ないですね!。ちなみに「一般的な企業」が出す「利益」からは「労働者へ支払われる賃金」は差し引かれて計算されます!。
→ おそらく農家は「個人経営の企業」で「経営者である農業従事者」は経営者としてしてしかみなしておらず、「30%の利益があれば儲かってるじゃないか!」という屁理屈みたいな扱いをされているのだろうと思われます。
→ この「屁理屈」をかわすためには自身を「労働者」として位置づけて給料を月500万円(桁間違ってないですよ!)くらいに設定すればインチキ国会議員と同等くらいの収入は得られるかもしれませんね。仮に500万円/月で12カ月だと6千万円になりますが、10haの水田を一人ですべてやっているのであればインチキ国会議員と比較した場合、「これくらいいいんじゃないか!」とか本気で思いますがいかがでしょうか?。更にちなみになのですが、10haで1000俵収穫できたと仮定したとき、6000万円/1000俵なので1俵(60kg)あたりの価格は6万円、玄米価格で1kg当たり1000円になりますが、これくらいで私はちょうどつり合いとれてる気がしますが、いかがでしょうか?(それくらい米作りは大変ですよ、たぶん、まともに私はやったことないですけどね)。
ここで補足終了です。以下は補足より前の分からの続きになります。
収穫量や品質などはお天気などにも左右されますし、労働収益なしの利益率30%という条件で本当に「やれる!」とお考えになられますか?。「水田」だと水回りとかいろいろ、田植えや収穫だけが田んぼの作業ではないんです。実際のところ、農家の人がどんな感じでやっているのかを私は知りませんが、こんな金額で「一般の企業」がやれるんだったらおそらくあの手この手を使ってでも米作りに参入してきそうな気がします。実際には利益が出やすい種もみ、肥料、あとは苗床の土とか、その辺には以前から「企業」が参入していますが、米作りそのものはやってないですよね。物好きが一部に居ますけど。この記事を書いている人みたいに。
・・・ということで、こんな程度の金額(5000円/1kg)を「高い」と言っているのはぼったくりのインチキ野郎でしょう。・・・と、思います。そうですね、比較的値段の高い商品を更に高く「事実上の転売」をして儲けているとか、「技術料」として搾取しているか、はたまたちょっと頭をよぎったのはどこぞの元知事の顔(お笑い芸人で大学出て知事になった野郎です。ムカつきますね。誰だか分かりますよね?)。
最後に、この記事を書かれている人(農業法人トゥリーアンドノーフの徳本修一代表)の具体的な収支報告書などを、ホームページに掲載して頂けると大変参考になりますが・・・いかがでしょうか?。きっと道楽レベルで笑えるような報告書ではないかと推測しますが・・・。