税金のお話
ざっくりとした数字を並べてみます。
- 日本という国の予算(歳入は少し少ない)はおよそ100兆円で人口1億人。
- 栃木県(参考)の歳入はおよそ1兆円で人口190万人。
- 宇都宮市(参考)の歳入はおよそ2500億円で人口50万人。
- 那須塩原市(参考)の歳入はおよそ500億円で人口10万人。
年齢に関わらず日本国民一人当たり、
- 国に支払う税額は 100兆円 ÷ 1億人 ≒ 100万円
- 県(栃木)に支払う税額は 1兆円 ÷ 190万人 ≒ 50万円
- 市(宇都宮)支払う税額は 2700億円 ÷ 50万人 ≒ 50万円
- 市(那須塩原)に支払う税額は 500億円 ÷ 10万人 ≒ 50万円
国、県(栃木)、市(宇都宮、那須塩原)の(近年の)予算や歳入とその人口から、一人当たりの負担額をざっくりと算出してみました。
出てきた数字は上に書いたようになりました。つまり生きているだけで一人当たり年間およそ200万円の税金を支払っていることになります。もちろん平均値です。・・・が、この金額を聞いたら驚く人が割と居るのではないかと思います。「えっ!ただ生きているだけで毎年200万円も税金払うことになるの!?」とね。
もちろん払っていない人も居るでしょう。ではその不足分はどうしているかと言いますと、誰かが代わりに払ってくれていることになりますよね。でもよく考えてみて欲しいところなのですが、例えば農業従事者で確定申告して支払っている税金の総額が200万円を超える人ってどれくらい居るでしょうね?。逆に農業従事者で収入に対する支出額(割合と具体的な金額の両方)はどれくらいになっているのでしょうかね?。
「働いていない人」や「働けない人」も当然いますので、「働いている人」は更に倍以上の税金を毎年払っていると考えて差支えないと思います。だだ注意してほしいのは「働いている人」の定義です。ちょろいことやってお金をしこたま儲けて居るだけで巨額な税金を支払っている人も居ると思います。逆に重労働にも関わらず、微々たる報酬しか貰えず、大した税金も払っていない(払えない)人も居ると思います。
現実には上の「ちょろいことやってしこたま儲けている人」が世の中デカいツラして威張っているのが今までの現状だと思います。
逆に重労働にもかかわらず微々たる金額しか支払ってもらえない人が追いやられて、肩身の狭い思いをしていたのが現実ではないかと思います。
もちろんそれに含まれない人も居るのかもしれませんが、ざっくりと考えると上のような感じになっているのではないかと思います。
過去の投稿記事のどこかに「日本人は劣等民族」というようなことを書いた気がしますが、その辺を踏まえて考えて頂けるといろいろ納得して頂けるのではないか・・・と、思っています。
以上です。
