気になる記事005
●気になる記事その1
「大変独裁的」告発者 東京女子医大元理事長・岩本絹子容疑者(78)背任容疑で逮捕 「一強体制」きっかけは2014年医療事故か
医大の不祥事の記事です。元理事長が独裁的な手法で起こした不祥事のようです。私がこの記事で注目したいところは、
①大学の入学式でこの元理事長は「新入生の皆さんも『至誠と愛』を深く理解し、日々の勉学や学生生活を励み、謙虚な心と感謝の気持ちを持ち続けてください」と話しているにも関わらず、自分で不祥事を起こすような行いをしていたというところ。
②「支払った寄付金の額に応じて推薦入試の受験生の結果を左右させた」という疑惑があるところ
の、2点です。
まず①についてですが、いい加減書きたくなくなってきた言葉(単語)なのですが「インチキ野郎(ここでは女性ですが)というのはまともそうなことを言う」ということです。このようなことは他人に言われてするようなことではない!と、私は思います。
次に②ですが、「やはり大学はカネで動く」というところです。この記事では「疑惑」となっていますが。どんな個人や団体でもそうですが、【おカネがない】と運営できません。言い換えると【生きていけません】。
少し話がかわるかもしれませんが、少なくとも今までの【日本】という国は困っている個人や団体を救済するシステムは、【建前】としては存在しているようですが実質的に機能しない、またはできないようなものになってしまっているように思います。例えば生活保護制度にしても、困っている人がお役所に申請しにいかないと生活保護を受けられない。申請したからといって必ず受けられるものでもない。また、お役所の担当者に嫌われてしまうと受給できないとか、ただでさえ少ない受給金の中抜きをするような担当者も世の中には居るようです。
この辺について私が受ける印象としては、単に【御上(おかみ)のいうことを聞かない人・または弱者を追い込むためのシステムになっている】と思います。なぜこのような制度にするのか?または、しているのか?と考えたとき、御上が下々の人々を支配してきた手法が透けて見えてくると思います。まぁ、まともな手法と言えるものではなくて、いやらしい手法で支配してきたのだろうと推測するのは容易ではないかと思います。実際そうなんでしょうしね。
●気になる記事その2
USスチール株が上昇、クリフスとニューコアが買収検討との報道
この記事に関連する記事を少し前から見ていたのですが、最初は私が気になるほどのものではなかったのですが、最近になってバイデン大統領が買収を阻止するような命令を出したあたりからちょっと気になっていました。その後、日本製鉄が米大統領を相手に訴訟を起こしたり、日本の現総理大臣が説明を求めたりしたようです。
この記事中に、
クリーブランド・クリフスがUSスチール全体を現金で買収し、その後にUSスチール傘下のビッグリバー・スチールをニューコアに売却する案が浮上してる。買収提案価格は1株当たり30ドル台後半になる見通しだという。日鉄の提示した買収額は1株55ドルだった。
と、あります。
私が思うに【日本製鉄の提示額が米企業より高い理由は何でしょう?】ということです。普通に考えて【ぼったくるつもりなんでしょうか?】とか思います。「ぼったくり」と表現した理由についてですが、日本はずっと「デフレ」と呼ばれている時期が続いていて、ここ最近は物価が上昇しているといっても、アメリカよりは「物価は低い」とされています。参考までに自動車関係の労働者の賃金はずっとアメリカ企業の労働者の方が高い(多い)とされています。・・・にも係わらず、アメリカ企業が提示した買収金額より高い買収金額を提示できるのは「不自然」と私は思います。「ぼったくり」をしようと考えていると(私が)表現しても自然なのでは?と思います。
その他の関連記事と私のちょっとした感想を掲載しておきます。
・日本製鉄などが米大統領を相手に訴訟、勝てるのか?―仏メディア
理屈の上でも日本製鉄が勝訴する勝算は薄いようです。
・「無一文にし家も車も奪う」USスチール買収問題でアメリカの製鉄トップが日本製鉄トップに脅迫まがいの暴言…第二次大戦引き合いに「日本は注意しろ!お前らはおのれを理解していない」
「ごもっとも」という感じでしょうか、私としては。
とりあえず、今回は以上です。